本日、18時半より
支援集会in札幌
「ワイルドサーモンと産廃処分場建設~公害審査会に調停申し立て~」
日 時:2011年3月4日(金)18:30~(開場18:00)
会 場:札幌市民ホール 第2会議室(北1西1)
参加費:500円
主 催:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク
→詳しくは当ブログ記事をご覧ください。
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本日予定されている公害紛争調停申請に関する新聞記事です。
中止求め紛争調停申請へ-紋別・処分場-
(2011//3/3 朝日新聞全道版より)
紋別市のモベツ川支流域での産業廃棄物最終処分場建設をめぐり、遡上するサケの生息環境を破壊する恐れがあるとして、漁業権をもつ地元のアイヌ民族代表が4日、道公害審査会に対し、産廃施設から出る物質の影響調査やサケの生息実態調査の結果が判明するまで工事の中止を求める公害紛争調停を申請することが明らかになった。
申し立てをするのは北海道アイヌ協会紋別支部の畠山敏支部長。処分場建設予定地一帯で生態系を守りながら和人とアイヌ民族が共存していく共同体をつくろうと住民や学者が結成した市民団体「モペッ・サンクチュアリ(聖地)・ネットワーク」が全面支援している。
オホーツク海に注ぐモベツ川支流域の豊丘川の上流地域では、地元業者が2012年春の稼働をめざし。41㌶の敷地に産廃施設を建設中だ。
申請代理人の市川守弘弁護士らによると、畠山さんらは現在、道内水面漁業規制による知事の許可を受け、モベツ川で毎年一定量のサケを伝統漁法による儀式をしながら捕獲しているが、「本来は国連でも認められた先住権に含まれる漁業権により自由に捕獲できるもの」という。
着工前に実施されなかったサケの遡上・産卵などの実態調査、処分場からの流出、浸出する物質の全面的情報公開と影響調査などの必要性を訴える。豊丘川に遡上するサケは「2世代以上にわたり、自然産卵した野生サケの可能性が高い」として、この点も調査を求める。
同処分場については、地元の住民団体などが反対する中で昨年7月、道が建設許可を出した。公害審査会によると、先住民族の権利に基づいた調停申請は初めてという。
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