mixiチェック モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク: 2月 2011

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2011年2月28日月曜日

「モペッ サンクチュアリ ネットワーク」入会と賛同金のお願い

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会員募集中!
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モペッ・サンクチュアリ・ネットワークは、2010 年2月に紋別で開催されたワークショップにおいて提案・共有された「モペッ・サンクチュアリ」というビジョンを実現するため、連携して行動するネットワークです。

具体的には、

紋別在住のアイヌ民族であり漁師である畠山敏さんの思いをもとに、
 ①「先住民族の権利に関する国際連合宣言(※)」に基づく、
  アイヌ民族の権利回復とそれに基づいた共生社会の実現
 ②地域の生態系や生物多様性に配慮した、
  地域住民の主体性に基づく地域環境の保全と活用

を進めていくことを目的としています。

既にこれまでに、産廃処分場建設問題に関わる道への要請活動や緊急集会の開催、有志による豊丘川サケ遡上調査などを行ってきましたが、2010 年 12 月 25 日に話し合いをもち、正式に会として設立いたしました。

この会の趣旨に賛同し、共に行動する会員を募集しています。ご協力よろしくお願いいたします。
会費は年会費一口 1,000 円とします。

「先住民族の権利に関する国際連合宣言(PDF)」(市民外交センター仮訳2008年7月31日)
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畠山敏さんの
   北海道公害審査会への調停申し入れを応援してください!
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私たちが紋別のモベツ川流域を中心とした「サンクチュアリ」のビジョンを実現していこうとしている最中、モベツ川支流の豊丘川水源域に計画されていた産業廃棄物の最終処分場建設が具体化し、2010年 9 月より工事が着工されてしまいました。

アイヌ民族として「これ以上モベツ川を汚さないでほしい」と訴え続けてきた畠山敏さんは、北海道公害審査会への調停申し立てを決意しました。モペッ・サンクチュアリ・ネットワークでは、畠山さんの公害審査会への調停申請を全面的に支援し、その経費をサポートしていきたいと思っています。

額の多少は問いませんので、趣旨に賛同される方はご寄付いただければ幸いです。


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1.入会申込み及び賛同金について
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申込書をご請求いただくか、
必要事項をご記入の上、FAXまたはEメールにてお申込ください(振替用紙の送付をご希望の方は、その旨お知らせください)。

<以下の内容をご記入の上、お申し込みください>

①お名前: □個人(所属:      ) □団体
②ご住所:〒
③お電話番号(あればFAX番号)
④Eメールアドレス:
⑤入金内訳: □ 会費 1,000 円×(  )口 =(       )円    
         □ 賛同金(        )円
⑥振替用紙の送付について:□不必要 □必要

FAX送信先:011-252-6751 
Eメール koizumi★sapporoyu.org(★を@に変えてお送りください) 

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2.会費・賛同金の入金方法
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下記の郵便振替口座にご入金ください(通信欄に必要事項をご記入願います)。

<会費および賛同金の振込先> 

郵便振替口座  口座番号:02780-5-53777
口座名:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク
 *お振込みの際には通信欄に、入金の内訳(会費、賛同金など)をご記入願います。


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ぜひお集まりください。
 支援集会in札幌
「ワイルドサーモンと産廃処分場建設~公害審査会に調停申し立て~」
日 時:2011年3月4日(金)18:30~(開場18:00)
会 場:札幌市民ホール 第2会議室(北1西1)
参加費:500円
主 催:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク

   →詳しくは当ブログ記事をご覧ください。
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2011年2月22日火曜日

3月4日集会 「ワイルドサーモンと産廃処分場建設~公害審査会に申し立て~」

きたる3月4日に下記支援集会を行います。
お誘い合わせのうえ、お集まりください!

2011.3.4
ワイルドサーモンと産廃処分場建設~公害審査会に調停申し立て~

「昔、この川にはサケもマスも上って来たし、川ガニもいた。
それが今はすっかりいなくなってしまって」。モベツ川の支流、元丘川を
歩きながら、アイヌ民族で漁師の畠山敏さんは、語りました。
元丘川の上流には紋別市の一般ごみ処分場があり、その汚水が川を死なせた
と推測されるためです。
「また、同じことを繰り返してはいけない」。畠山さんが新たに懸念しているのは、
もう一本の支流、豊丘川。その水源域で産業廃棄物最終処分場が計画され、
地元の人たちの心配をよそに北海道から許可が下り、2010年9月、
建設工事が開始されました。特産品であるホタテの「うろ」などの
「産業廃棄物」を処分する処分場が必要だというのも地元の声ですが、
環境に十分配慮して持続可能な対策を検討しているかどうかについては
大きな疑問が残ります。
一方的に工事が始まる中、畠山さんの思いを後押しするかのように
豊丘川にサケが遡上して来ました。
「豊丘川のサケは、ワイルドサーモン(放流事業によらない野生鮭)ではないか?」
そういう声も上がっています。おりしも、道が取得しようとしている
国際認証「海のエコラベル」(環境に負荷を与えない漁法で獲った魚)と、
野生鮭の保護の必要性が重なります。
 モベツ川でカムイチェップ・ノミ(アイヌ民族の鮭を迎える伝統儀式)を開催し、
自然の恵みは豊かな川から海へとつながり、その恵みはそこに生きる
全ての生きもの達と分かち合うべきだと考えるアイヌ民族として、
畠山さんは公害審査会への調停申し立てを決意しました。
みなさん、ぜひ、畠山さんを応援してください。
 
日 時:2011年3月4日(金)18:30~(開場18:00)
 会 場:札幌市民ホール 第2会議室(北1西1)
 参加費:500円
 主 催:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク
●お問合せ:モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク
  TEL 090-6266-0515(小泉)

2011年2月10日木曜日

ESD地域セミナーin紋別 開催しました(2/4-5)

ESD(持続可能な開発のための教育)地域セミナーin紋別

「地域で学ぶ、未来を学ぶ」
~地域の歴史・文化・環境とアイヌ民族~を開催しました。

(2011/2/6 北海民友新聞記事)























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▶関連資料
 (1)「生態系見つめ直して~先住民族から学ぶ価値観~」(2010/06/23 毎日新聞)
     →Googleドキュメントにリンク/3MB)
 (2)「潮見中3年生 畠山さんから人権学ぶ」(2011/01/26 北海民友新聞)
     →Googleドキュメントにリンク/3MB)
 (3)「談話室・畠山敏さん~誇り胸に伝える伝統」(2011/02/04 北海道新聞)
     →Googleドキュメントにリンク/6MB)

▶過去のESDの取組み
 (1)2009/9 海と森、アイヌや地域の歴史から知る-オホーツク・紋別ESDツアー
          →北海道環境パートナーシップオフィスにリンク
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1日目 第一部

【講演】

1.阿部ユポさん(北海道アイヌ協会副理事長・副読本編集委員長)
 「副読本『アイヌ民族:歴史と現在』を活用するために」


2.上村英明さん(市民外交センター代表・恵泉女学園大学教授)
「先住民族の権利宣言と生物多様性」


2日目 第二部
【学習プログラムづくり】

若い教員の方も多く、またアイヌ民族の方々も5~6名参加され、
活発な意見交換がなされました。


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(2011/2/18 関連資料(1)~(3)について、リンク先追加しました)