mixiチェック モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク: これまでの主な動き② 2010年2月

ブログ内検索

2010年9月20日月曜日

これまでの主な動き② 2010年2月

紋別の産廃処分場計画に関する主な記事を集めました。
(2010年2月)

◆賛否分かれ平行線~元紋別 産廃計画で説明会【紋別】
(道新オホーツク版 2010/2/1)
 市内元紋別にリテック(佐藤伸也社長)が計画中の産業廃棄物最終処分場をめぐり住民有志が建設に反対している問題で同社と市は31日、元紋別福祉センターで住民説明会を開いた。住民からは賛否双方の意見が聞かれ議論は平行線をたどった。
 市と同社、住民の合わせて約60人が出席。市と同社が市内のごみ処理の現状や最終処分場の計画を説明した後、質疑に入った。
 住民からは①問題発生時の産廃施設の危険性が不透明②住民の意見を聞かずに市と同社が公害防止協定を結んだ-と市と同社を批判する声が出る一方、産業振興には産廃処分場が必要と建設を支持する声も相次いだ。
 同社は設置許可者の道と事前協議を進める一方、住民の理解を得る努力を続ける考えだ。
(竹中達哉)


元紋別の産廃処理施設問題、2団体が反対の意見書~公害対策審議会に対し
(北海民友新聞 2010/2/21)
 市内のリテック社(佐藤伸也社長)が元紋別の豊丘地区に建設を計画している産業廃棄物最終処分場について19日、市民有志でつくる2団体が紋別市公害対策審議会に対して、建設に反対する意見書や要望書を相次いで提出した。同審議会では26日に市役所で開催する第3回審議会で対応を検討する。
 提出したのは、元紋別地区有志らの「建設に反対する住民有志の会」(鈴木善吉代表)と、市民有志らでつくる「廃棄物を考える市民の会」(原口博人代表)。住民有志の会は昨年12月に建設反対の署名(143人分)を市や道に提出している。
 住民有志の会の意見書はリテックの産廃処分場について、遮水シートの安全性についての説明が十分でないことなどを指摘。「まだ安心感と信頼感をもつことができない」とし、公害審議会での審議を白紙に戻すよう求めている。さらに家庭から出るごみ(一般ごみ)の処理施設も含めて未利用資源を「焼かない・埋めない」原則に立ち返り、全市的なプロジェクトチームを立ち上げるべきだ、としている。住民有志の会は、元紋別第一町内会の10数人で構成され、昨年12月の反対署名では元紋地区だけで110人の賛同を得ている。事務局の鷲頭幹夫さんは今回の意見書は、その110人の「総意」だとしている。
 また市民の会の要望書は、一般ごみ、産廃も含めて、多世代間にわたる長期的視点や全市民の合意が必要とし、住民有志の会の主張と同様、「焼かない・埋めない」ことを基本にすべきだとしている。リテックの産廃施設については、自然災害や事故の対策、事業の安定継続性の確保、生態系保全の確保などについて万全であるよう求めている。原口代表は「産廃施設そのものに反対ではないが、つくるなら、こういうものにしてほしい、という要望だ」と言う。事務局の園部渉さんは「今の進め方には納得できない。この問題をきっかけに、廃棄物の処理について全市的に考えていければ」と話す。市民の会は有志10数人で構成されていて「今後、さらに仲間を増やしたい」としている。
 同会では、同様の趣旨の要望書を宮川良一紋別市長や北海道、市内の各政党の支部長にも送付している。

******************************

◆お知らせ◆

9/26 緊急集会「母なるモベツ川を汚さないで」

紋別における産廃処分場建設の問題点
~アイヌ民族の権利と生態系保全~
■ と き 2010年9月26日(日)13:30 ~
■ ところ 札幌市教育文化会館 3F 301研修室

詳しくは9/19付けの当ブログ記事をご参照ください。

******************************

0 件のコメント:

コメントを投稿